
- 1999年3月
- 宮城県立高等看護学校卒業
- 2004年6月
- 日本看護協会 看護研修学校認定看護師教育課程
ホスピスケア(緩和ケア)学科入学 - 2005年8月
- 緩和ケア認定看護師取得
- 2007年
- フェルディ式医療マニュアルリンパドレナージ
セラピスト資格取得 - 2008年
- 復職
- 2009年
- 現在 K棟8階 混合内科病棟勤務
緩和ケア看護師の役割とは?
緩和ケアは、患者さまの残された時間をいかに快適に過ごしていただくか、ということについてできる限り追求し、実践することです。そのためには、患者さまの意思を尊重し、医師やご家族との意見を調整し、その人らしく過ごせる環境をつくること。痛みの緩和はもとより、情報の提供やご家族へのケアも大切な緩和ケア看護師の仕事です。
緩和ケアは結果を数字で表せるものではありません。患者さまに本当に満足していただけたのか、それも分からないこともあります。それだけに、ご家族の方からいただける感謝の言葉はとてもうれしいものです。
現実は、なかなか緩和ケアに力を入れている病院は多くありません。しかし、亀田メディカルセンターは私の思いややりたいことを認めてくれて、実現させてくれる病院です。
患者さまのために自分を磨く
私が認定看護師の研修を受けたのは2004年6月から11月。その研修の中で印象深かったのが「自分はそこにいていい人間なのか」と問われ続けたこと。自分自身と向き合う研修だったのですが、それが一番難しく、辛かったですね。勉強することも多く、睡眠時間が1~2時間という日々でした。
この時に、初めて『浮腫』に対するケアがあることを知りました。浮腫で悩んでいる患者さまはけっこう多いもの。しかし、それに対するケアは十分ではないことも。2007年にはフェルディー式医療徒手リンパドレナージセラピストの資格を取得し、現在では緩和ケア外来にてリンパ浮腫外来を行っています。手のぬくもりや想いが伝わって、患者さまの心を痛みとともに和らげる。ゆっくりと解きほぐす。「張った感じが取れた」「楽になった」と言ってもらえるのがうれしいです。
少しでも患者さんの痛みをやわらげたい。そう思いながら様々なことを勉強しています。マッサージの方法や薬についての勉強など、患者さまのためになりそうなことはできる限り身に付けて、役に立てればと考えています。当院ではそれができる環境なので、とてもうれしいですね。限られた時間を、できるだけ快適に過ごしてもらうために、癒しを感じてもらうことも大切です。マッサージやリンパドレナージなどで患者さまの声を聞きながら、状態を確認しながら、患者さまがどのような気持ちでいるのかを感じます。 「治療をがんばれそうだ」「ともて楽になって眠れた」「安らかに旅立つことができそうだ」という言葉に、私自身も癒しを感じます。
自分も癒される
患者さまに癒しを感じてもらうためには、自分の心に余裕が必要です。自分を癒すために私は旅に出ることにしています。インドやベトナムなど、世界遺産を見るのが大好きで時間があれば行っています。アンコールワットなどを見て、「どのような思いで造ったのだろう?」と考えたり、造った人は、これを造るために生まれてきた人なんだな、と考えたり、生きている意味を考えたりすることが、自分の癒しになっているのでしょうね。
もっと患者さまを楽にしたい、そのためにはどうすればいいのか?常に考えていることです。自分が学ぶこと、それをスタッフに伝えることも私の仕事。緩和ケア病棟においては、さらに緩和ケア看護師の力が求められます。自分自身を成長させていくとともに、同じ目標を持つ仲間を増やし、そして一緒に成長していきたいですね。
【参考サイト】
・ 日本看護協会 認定看護師
http://www.nurse.or.jp/nursing/qualification/nintei/index.html ![]()


































