第4回 CCU

心疾患が原因で生命に危機を及ぼしている患者さまや、心・大血管の手術後の患者さまが対象の病棟であり、手厚い集中治療・ケアが行われ、また、救命処置を素早く行わなければならない病棟。厚生労働省認定の集中治療室でもあります。
CCUにおいては、迅速な判断、的確な判断を行わなければならないと同時に、合併症の予防やご家族のケアを含めた精神的なケアが必要です。
CCUのナースには、迅速な判断力とその判断をする知識、さらにそれを実行する技術、そして人の気持ちを理解する心が求められます。
ご家族のケアの大切さ
集中治療室は全て個室で、患者さま一人ひとりのプライバシーが守られる環境が作られています。
隣の人の声が聞こえない、様子が見えない、こちらの様子も隣には見えない、という環境は患者さまのストレスにならない、快適な環境です。家族の面会も、他を気にせず、ゆったりとできます。面会も24時間可能です。
生死をさまよう患者さまにとって、ご家族のケアというのはとても大切です。ご家族がそばにいるだけで、患者さまの回復は違ってきます。家族の力というものは大きなものです。そんなご家族のケアをするのは私たちスタッフの重要な役目です。
CCUにいる患者さまをみているご家族の不安はとても大きなものです。そんなご家族を精神的に支えるために、面会にいらしたご家族の方には必ず声をかけ、ご家族の精神的不安を少しでも取り除くようにしています。
また、ご家族の方からも気軽に声をかけてもらえるような雰囲気作りをしています。
CCUで大切なこと
CCUでの役割は生命の維持はもちろんのこと、合併症を作らないことも重要な役割です。そのためには自由に身動きができない、意識のない患者さまを常にみて、様子をうかがい、状態を把握しておかなければなりません。褥創ができないように予防をすることも大切です。また、情報伝達も大切です。
CCUではプライマリーケアを採用し、患者さまに質の高いケアを実施しています。そのためにもナース一人ひとりが患者さまの情報を、クリティカルパスなどの利用も併せて、常に把握するようにしています。また、問題はみんなで解決するというチームワークもいいのがCCUのいいところ。スタッフみんなが協力し合いながら、仕事をしています。
新人には常に声かけを
緊迫感が常に漂うのがCCUです。いつもそんな職場にいると、特に新人ナースは心身ともに疲れてしまいます。心が元気か、体は大丈夫か、何か悩んでいることはないか、声かけをしながら見守っています。
常に新しい知識や情報を取り入れていくこともナースにとって必要なことです。年間を通した勉強会やキャリアアドバンスシステムでの学習により、常に目標を持ち、ナースとしての能力を身に付けられる環境があります。
病棟スタッフのこんなところがいいところ(病棟スタッフ自慢)
とにかく仕事に対して妥協しないところ。きっちり丁寧な仕事をします。そして、問題や課題達成に対して、よく話し合いをしています。団結が強いチームですね。
スタッフ同士、後輩にも優しく思いやりがあるスタッフばかり。あたり前かもしれませんが、とても大切なことで、難しいことだと思います。
病棟独自の勉強会がありましたら、内容を教えて下さい。
循環器内科の医師や心臓外科の医師から、今年は心不全やペースメーカーについてなどの勉強を行っています。看護師においては、基本的な接遇から始まり、感染防止、呼吸ケアについてなど、多岐にわたって行っています。
その時期に関心の高いテーマについて企画をしています。また、ACLSについては、特に力を入れ、熱いシミュレーションを定期的に行っています。
今後病棟をどのようにしていきたいか・・・今後の展望などをお聞かせ下さい。
CCUは専門性の高い技術力が求められます。その専門性をさらに高め、認定看護師や専門看護師にキャリアアップしていけるよう、サポートしたいと思います。
また、他のCCUと研究を通して交流を図り、自分たちのケアの質を見直し、高めていく活動をしていきたいですね。そして、亀田発の何か(今、スタッフが検討している様々な取り組み)を発信できれば、と考えています。あとは、よく働き、よく遊ぶということでしょうか。





































