第3回 小児科

小児病棟は、新生児から15歳(中学生)までの全科を対象としています。小児外科の子どもたちを中心に、整形外科、耳鼻咽喉科、形成外科、皮膚科、泌尿器科、眼科、脳神経外科、救急科の子どもたちが入院します。入院期間は1~2週間以内の場合がほとんどですが、小児慢性期疾患で6ヵ月以上の長期入院になる場合もあります。
院内学級もあり、学習面のサポートもします。また、保母が常勤し、保育面での専門的な関わりをするなど、様々な面から安心の看護を実践します。
子どもたちからもらうエネルギー
子どもはそこにいるだけでエネルギーを発します。子どもたちに関わっていると、逆にこちらが子どもたちから元気をもらうこともしばしば。そんな、子どもらしさを失わないでもらうためにも、プロの目を持たなければなりません。小児は病状の変化が急速であり、専門的な知識と経験を必要とする分野です。
科学的な裏づけを基にした新しい知識を積極的に取り入れていくようにしています。そのうえで、目の前にいる子どもの様子を観察し察知し、ケアをしていく力が必要とされます。
時には母親としての経験が大切になる場合もあります。母親としての経験がないナースも、先輩がたくさんいるのでその点においては安心ですよ。
家族が安心できる環境
子どものケアとともに大切なのは家族へのケア。ここでは24時間面会が可能です。家族が仕事を終えてからの面会もできます。子どもと離れている母親をはじめ、家族の心配ははかりしれません。それぞれの家族の思いに合わせたケアをしていくことが必要。
家族とのコミュニケーションをはかり、安心してもらうこともプロとしてのナースの責任です。また、病棟内には院内学級を設置して学習支援を行っています。長期入院の子どもや、不登校、発達障害の子どもたちを支援します。
どこまでも安心したケアを充実
小児科病棟に1歩足を踏み入れると、そこはおとぎの国のような雰囲気。明るく、楽しく、安全に子どもたちが過ごせる環境です。子どもたちとのコミュニケーションを大切にするためにも、名前を覚えてもらう工夫など、子どもが安心して話ができる関係づくりをしています。
クリスマス会や七夕などのイベントもにぎやかに開催。子どもたちも大喜びです。
病院内においては、様々な発達段階にある子どもたちの要求に応じられるように医師・看護師を中心とし、多科との連携を深めチーム医療を展開しています。
さらに、病院を退院した後、在宅でのケアの充実も含め、急性期、在宅、リハビリとネットワークを形成し子どもたちのケアをしていきます。
ここだからできること
ここには自分次第でナースとしての力をつけていける環境があります。ドクターや他科との勉強会もたくさん開催されています。自分のやりたい看護を、自分の学びたいことを吸収できる素材がたくさん。ナースとしての能力を身に付け、伸ばしていける、そんな環境の中、先輩たちは自由に、伸びやかに仕事をしています。
病棟スタッフのこんなところがいいところ(病棟スタッフ自慢)
みんな子どもが大好きです。
常に子どもの利益を一番に考えていますね。
みんな明るく、ユーモアがあるスタッフです。笑いの絶えない愉快な仲間達ですよ。
病棟独自の勉強会がありましたら、内容を教えて下さい。
小児科医師より病態生理などの講義や、小児領域での看護診断の勉強会、急変時領域対応シミュレーションなど。
今後病棟をどのようにしていきたいか・・・今後の展望などをお聞かせ下さい。
子どもたちを取り巻く環境が大きく変化している中で、多種多様の価値観や社会背景を持つ子ども、家族に合わせて、多職種からなるチーム、地域との連携を強化していきたいです。





































